こんにちは、おなかマートです!
今年も残すところ後わずかとなりました。
本当にあっという間の1年ですね。
そして、風邪やインフルエンザが流行し始める季節となってきました。
先日、病院へ行った際にインフルエンザの予防接種を勧められました。
皆さまは予防接種はもうお済ですか?
今回は、風邪やウイルスについて振り返ってみたいと思いますので、これからの予防の参考にしていただければ幸いです。
風邪は細菌orウイルス?
インフルエンザがウイルス感染によって起こることはよく知られています。
そして風邪は細菌感染?と思いがちですが、実は風邪の9割はウイルス感染によって起こります。
その点ではインフルエンザと似ていますが、インフルエンザ・ウイルスは、風邪のウイルスと比較すると、非常に感染力が強いのです。
風邪のウイルスは鼻水や唾液などから接触感染しますが、インフルエンザ・ウイルスは空気感染もします。
インフルエンザにかかった人が咳やくしゃみをすると、ウイルスが空気中に飛散し、それを吸うことで感染するため、次々にうつりやすいのです。
ウィルスと細菌の違い
今 でる美
同じようなものでしょ?
玉ちゃん
うんぴーちゃん
だから、生きている細胞にしか取りつかないのですね。
なので生物以外のものにも取りつくのです。
玉ちゃん
また、医学的な見地からウィルスには抗生物質が効かないのですが、細菌には抗生物質が(基本的には)効きます。
昔は風邪といえば抗生物質を処方していたのはなぜ?
今 でる美
玉ちゃん
そうです。ウィルス性の風邪には効かないはずの抗生物質を、病院にいくとそこそこの頻度で処方していました。
今 でる美
これまでは、
・風邪をこじらせると肺炎になり易いので肺炎予防
・細菌による風邪の可能性がわずかにある
という理由から「とりあえず・念のため」に処方されていましたが、実際にはそのような確かなデータはなく、2017年に厚生労働省が抗生物質の使用指針を示し、現在は指針に基づいて薬が必要な場合にのみ処方されるようになりました。
耐性菌の出現!
安易な抗生物質の投与は、体内の常在菌をも減らし免疫力を落としてしまったり、さらに深刻なのが耐性菌の出現です。
耐性菌とは抗生剤の効かない細菌のことで、必要のない抗生剤の多用や、必要な抗生剤を医師の指示に従わず勝手に止めてしまったりすることなどにより出現しました。
しかも、ひとつの抗生剤だけではなく、多くの抗生剤に対して耐性をつけた強力な耐性菌も出現しています。
代表的なものにメチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)があります。
院内感染のニュースなどで、よく名前を聞きますよね。
過去「最強の抗生物質」と呼ばれたバンコマイシンも、
現在「最強の抗生物質」と呼ばれているカルバペネム系抗生物質も
効かない感染症というものが、確かに出現してきているのです。
医薬品開発における戦い
このような細菌と抗生物質の戦いは今に始まったことではなく、1928年にペニシリンが世界初の抗生物質として発見されてから、現在に至るまで常にイタチごっこが続いています。
より強い細菌が出現すると、それを抑える抗生物質が出現し、より強い抗生物質が出現すると、それの効かない細菌が出現するといった具合です。
このイタチごっこはウィルスでも同様で、そのウィルスへの特効薬が発明されると、次にはその特効薬が効かないウィルスが出現してきます。
善玉菌にも悪影響の抗生物質
そして、抗生物質の投与による副作用の一つに下痢がありますが、これは抗生剤が腸内の善玉菌まで殺してしまうからです。
この場合、原因がはっきりしているので安易に市販の下痢止めを飲んだりしてはいけません。
腸内環境を整えるために、乳酸菌などの善玉菌を含む有用菌を摂るほうがよいようです。
その際のポイントとしては、色々な種類のプロバイオティクスを体に取り入れることです。
その乳酸菌が合う合わないは個人により異なり、1つの菌だけだと、その人の身体に合っていない場合もあるんだそうですよ。
善玉菌プラスには、乳酸菌に必須栄養素が4種類も入っているのでおススメです。
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